ブレット・キング『BANK4.0 未来の銀行』

従来型の銀行の時代遅れ感は凄く伝わってくるので、その意味では良書。

ただ最近、欧米のビジネス書(というよりもノンフィクション全般か?)を読んでいて凄く気になるのが、とにかく冗長だということ。大抵、主張を補強するための「例えば…」が物凄く長くて、正直この3分の1の分量で十分に説得的な本が書けるのではないかと思う。

読むことに「時間の無駄感」があるというか。

読書に関する最近の大きな問題意識のひとつだ。