インキュベ日記

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『しんがり ~山一證券 最後の聖戦~』@Prime Video

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全6話。

清武英利によるノンフィクション小説『しんがり 山一證券 最後の12人』を原作とし、WOWOW連続ドラマWとしてテレビドラマ化されたのが本作である。1997年11月に自主廃業を行った山一證券を舞台に、悪質で救いがたいとして自主再建の道を断たれた2600億円もの簿外債務がいつ、どのように生まれ、どのように隠し続けられたのかを、場末と煙たがられたギョウカン(業務監理本部)の社員や役員が真相を究明しようとする物語だ。このドラマの説明は原作であるノンフィクション小説の方でより詳しく書いたので、気になる方はそちらを読んでほしい。

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WOWOWのテレビドラマは面白いという噂をちょいちょい聞いていたのだが、観る機会もなく、多分これが初めてのWOWOWのドラマだ。原作の本は読んでいたものの、改めて観るとわかりやすくまとまっているし、演者の熱量も物凄く、これは観る価値がある。

あえてイチャモンをつけるなら、主演の江口洋介は「常務」なのに若々しすぎて、年齢設定と言うか配役に違和感がある。でも江口洋介の演技自体は凄く良くて引き込まれたので、江口洋介じゃない方が良いかと問われると、そうでもないわけだし、このへんは難しいね。