清武英利『どんがら トヨタエンジニアの反骨』

86というスポーツカーを現代に復活させたエンジニアを主人公としたノンフィクション。

わたしは自動車プロダクトにも自動車産業にも全く何の興味もないが、自動車には3万点以上の部品があり、とんでもない数の人間が、とんでもない情熱を注ぎ込んで作り上げられたものだということは知っているし、そのことに深い畏敬の念を抱いている。人類の発展の歴史を象徴するものだし、これに惹かれる人が多いこともよくわかる。

そしてこの人たちの執念には、大きな影響を受けた。

突き詰めた仕事をしたいよなぁ。

仕事というか、人生なのかも。