操作キャラも低レベルではほぼ区別なし。
戦闘はATB(アクティブ・ターン・バトル)だが、火だの氷だのといった属性はなく、物理攻撃と魔法攻撃の2種類しかない。正確に言うと物理攻撃は近距離と遠距離に分かれているが、それでも攻撃属性はその3つだ。それが武器によって、単体攻撃・全体攻撃の区別、固定値ダメージ・ランダム値ダメージの区別がある。
その程度。超シンプルだ。
だが、「このレベル・このダンジョンの階層だとこれぐらいの装備だろうな」というのをよく考え抜いた設定になっている。
例えば初期装備として30ダメージを与える剣を持つキャラが多いのだが、地下1回でよく出てくる敵のHPは31だったりするのである。
パッと見は、ウィザードリィや世界樹の迷宮みたいなダンジョンRPG、あるいはトルネコのようなローグライクをイメージするが、これは「死にゲー」ではない。ゴリ押しすれば勝てる「ガチャゲー」でもない。むしろそれらの対極で、どちらかと言うと武器や防具・相手の力量を見極めて計算ずくで戦っていくタイプのゲームと言って良い。