
- 作者:淡輪 敬三
- 発売日: 2002/07/01
- メディア: 単行本
以前に読んだときのエントリーはこちら。実は淡輪さんにコメントを書いていただき大感激した覚えがある。
incubator.hatenablog.com
そういう意味では極私的に非常に思い出深い本なのだが、内容自体も(もう絶版ではあるが)わたしは全く古びていないと思う。自分自身が自律型人材になること、そして自律型人材が輝く場の創出というテーマは、本書が書かれた15年前と同様にアクチュアリティを持ち続けているからである。わたしは今、色々あってHRコンサルタントではないが、わたしが本当に社会に残したい爪痕は学生時代も今も結局「ここ」に尽きると言って良い。
なお、やや余談めいた話になるが、わたしは淡輪さんの下でいつか一緒に働くことがキャリア上の大きなモチベーションのひとつだった……のだが、ふと気になって検索したところ、もうウイリス・タワーズワトソン(本書執筆時点ではワトソンワイアット)を退職されておられた。自分自身の成長のことばかり考えて淡輪さんの年齢のことは考えていなかったなあ。痛恨。わたしの母校でもある立命館大学の経営大学院で客員教授をやられているようだが、今はそれも退職されたのだろうか、以下に名前がない。うーん講義を受けたかった……!