海野つなみ『逃げるは恥だが役に立つ』1〜8巻

テレビドラマ化もされた人気コミックス。

大学院まで行きながらも就職に失敗した主人公(女)は、何とかして手に入れた「家事手伝い」の仕事を死守するために、雇い主と結婚したふり(偽装結婚)をする……という「なんじゃそりゃ」な展開。読んでいる時は「ふむふむ」って感じだったのだが、改めてまとめようとすると、あまりに突飛すぎて全然まとめられない。

Wikipediaの力を借りよう。

大学院を出ながらも就職難で派遣社員になった森山みくりは、いわゆる派遣切りに遭い、無職の身となってしまう。求職中の娘を見かねた父は、家事代行サービスを利用していた元部下・津崎平匡が折りよく代行の会社を替えようとしていたところを頼み込んで、週1回の仕事を取り付けてくる。
気難しい性格で、あまり他人に構われることを好まない津崎だったが、みくりとは適度な距離感を保って良好な関係を築く。だが、定年を機に田舎へ引っ越すという願望を両親が叶えることになり、現状を維持したいみくりは津崎に「就職としての結婚」を持ちかけ、その提案にメリットを感じた津崎は了承し、2人は契約結婚という道を選ぶ。

……ということです。

うん、やっぱり突飛だ。

でも面白いんだなあ。

途中からラブの要素が強くなっていくのも、なかなか見所。