木多康昭『喧嘩稼業』8巻

喧嘩稼業(8) (ヤングマガジンコミックス)

喧嘩稼業(8) (ヤングマガジンコミックス)

とにかく「勝てば良い!」という、スポーツマンシップとは無縁の格闘技漫画。でも生きるか死ぬかの場面で、500億円とかの優勝賞金が見えている中で、スポーツマンシップもないだろう(少なくともスポーツマンシップに則った人ばかりではないだろう)というのも事実。この作品では、いわゆる暗殺者のような裏世界の強者を集めており、そうしたダーティーな戦いが起きやすくしている。

まあイチ高校生たる主人公が最もダーティーで、勝ちに貪欲なんですがね。

そこが面白い。