空木哲生『山を渡る -三多摩大岳部録-』4巻

商業刊行されているものは全て読んでいるぐらいには空木哲生のファンである。この人の漫画のキャラクターの顔芸とか、独特の間のコメディとか、急に演劇チックな大げさな身振り手振りで語り出しちゃうところとか、もう細かいところが全部好き。

本作は、部員不足で廃部の危機に瀕したストイックな登山部の先輩方3名が、運動経験のない文化系女子3名を新入部員として迎え、登山の魅力を少しずつ教えこんでいく漫画なのだが、これがもう、本当に面白い。4巻まで来ちゃったか。

多分もう20回は読み返してるが、ハルタなので刊行スピードが若干遅い。5巻が早く出てほしい。