徳弘正也『Wrestling with もも子』全2巻

将来を嘱望されている女子レスリングのホープ・もも子の通うレスリング道場は、人気がなく敢えなく潰れてしまう。他の道場に行く手もあったが、高校でゼロからアマレス部を作ることに。その結果、運動とは無縁なチビ・デブ・ガリの3名の男だけが入部する――というプロローグ。

丁寧に描かれていてけっこう面白いのだが、わずか2巻で打ち切り。

わたしは徳弘正也のファンなので個人的には「遺憾」としか言いようがないけれど、冷静に考えると、徳弘正也の漫画はジャンプの読者層にはちょっと難しいのかな。下ネタも控え目で、青年誌への移籍は結果、正解だと思う。わたしも青年誌へ移籍した後の漫画のファンである(たーちゃんが嫌いというわけではないが、改めて読み返そうとは思わない)。