紙魚丸『惰性67パーセント』9巻

ダラダラっとした感じの大学生活で、リア充とまでは行かないけど、男友達と女友達が適度にいて、うだうだと無為な生活をする。

わたしは男友達は適度にいて、女友達はゼロではないけど質量共に適度と言えるほどにはおらず、ここでコンプラ的な観点で補足しておくと「質」というのは美醜の問題ではなく正直そこまで仲良くもなく……とかなりビミョーなラインだったが、まあそれも今思えばけっこう楽しかったりね。

そんな生活を思い出させてくれ、かつ若干こうだったらなと憧れさせてくれもするのが本作だったわけですが、若干唐突に完結。

まあ主人公格とメインヒロイン格がガッツリ付き合っちゃうのも違うかなと思うので、こんな終わり方が良かったのかもね。