わたしはコミケに一度も行ったことがないし、特に夏のコミケは（オタクの汗が蒸発して上空に雲が出来るみたいな写真を見てしまうと）全く行きたいとも思わないのだが、コミケにハマる人たちがいるんだなというのは、何となくよくわかる。商業出版に載ってなくても上手い人というのはいるし、好きな漫画を二次創作（同人誌）という形で語ったり消費したりするのは楽しいのだろうと思う。またオリジナル作品も（漫画に限らず）時にとんでもなく高品質なものが混じっていると聞く。
でもコロナがね。
部活だの大学生のサークルだの人付き合いだの、色々なものが変わっていく。
個人的には、壊れていくとは言いたくない。森羅万象は変わっていくるものだからだ。
しかしコミケに限らず、良いものの良いところは残していきたいと思う人の気持ちも、凄くわかる。
本作はコミケ愛に溢れた漫画です。
