森薫『乙嫁語り』12〜14巻

19世紀後半の中央アジア・カスピ海周辺を舞台に、様々な立場・関係の「乙嫁(美しいお嫁さん)」を縦横無尽に描写するという作品。一応メインの夫婦はカルルクとアミルなんだが、もう自由自在に色々なお嫁さんが出てきます。男どももたくさん。14巻は馬もたくさん。とにかくサイコーだな。

この人はとにかく書き込みが凄いのに、変に芸術家ぶったり筆が止まったりせず、せっせと楽しんで作品を描き続けているところが好き。