井出圭亮+藤本ケンシ『何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?』3〜9巻

織田信長がタイムループ(死に戻り)のチカラを手に入れ、志半ばで「本能寺の変」により死んでしまう未来を改変しようとする――という設定。物凄く面白いんだが、出オチ感が強いため続きを読んでいなかったのだが、3巻以降も順調に刊行しており売れ行きや人気も高いため、我慢できずに購入した次第。作者もここまで続くと思っていなかったのか、若干強引というか後付け感のある追加ルールが幾つか追加されているが、全体としては、信長がタイムループのチカラを上手く使って真・天下布武を成し遂げようとする話で、なかなか楽しめる。