荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険Part9:ジョジョランズ』1巻

第7部:スティール・ボール・ラン

第8部:ジョジョリオン

正直どちらも消化不良だったが、第9部は今のところ上々の立ち上がり。

ハワイを舞台に、半グレの15歳の少年が大富豪になるまでの物語――らしい。

イタリアのマフィアを舞台に繰り広げられた第5部を思わせる上、主人公の名前がジョディオ・ジョースターである。ジョジョでありディオである……めちゃくちゃ不穏だ。しかも主人公たちが別荘に遊びに来た日本人の持つ巨大ダイヤを盗みに行ったところ、何とまあ、その日本人は「漫画家」で、『ピンクダークの少年』という漫画作品を書き、「ヘブンズ・ドアー」というスタンド能力で対象の知識や記憶を読むことができる。

これはもう!

名前まだ出てきてないけど!!

世界が一回りしているので顔がちょっと違うんだけども!!!

これはもう、さすがにどう考えてもこの「漫画家」は岸辺露伴だろう!!!!

久々に相当ワクワクできる展開で、さすがのコマ割り。映画かよ。

2巻が楽しみすぎる。