終わった……。
何十回読んだことだろう。傑作揃いのヤマシタトモコの作品の中でも、やはり最高傑作だろうな。
それでも、ラストはもう少し色々なことに進展を見せてほしかったなと思わないでもない。
主人公(朝)の進路。
主人公の父親と母親のこと。
少女小説家(槙生)と主人公の母親(槙生にとっての姉)の関係。
少女小説家と元彼氏の関係。
……まあそんなに簡単に決着がつくものではないというのもわかる。
人生には「ハッピーエンド」も「バッドエンド」もなく、ただただ続いていくものなのだという話なのだろう。
いずれにせよお疲れ様でした。こんな傑作が読めるとはね。一休みしたら、また早いタイミングで新作が読みたい。