酢豚ゆうき『月出づる街の人々』2巻

メデューサやフランケンや狼男といった、いわゆる怪物や妖怪の類がフツーに生きている世界観で、フツーに高校生活を送る怪物や妖怪の少年少女たちを描いた物語。正直1巻のときはあまり響かなかったのだが、2巻を読んだときにビビッときて1巻を読み返したら、1巻も面白かった。

ありがちっぽくて、意外にない作品の世界観・世界線かもしれない。

板垣巴留の『BEASTARS』あたりがパッと頭に浮かんだのだが、あちらは動物の擬人化だし、本作はもう少しほんわか寄りだ。

いずれにせよ続きが楽しみ。