『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』@Netflix

全13話。

この世界では、人は皆「加護」というものを持っている。これは自分のあるべき役割のようなもので、加護に基づいて様々なスキルを得ることになる。レアなところでは「勇者」や「賢者」といった加護があるし、他にも「ウェポンマスター」だの「闘士」だのと色々あるようで、人はその加護に則った生き方を送るべきだという強烈な衝動が襲ってくる。それは内なる衝動なので、法律のように守らなければ罰せられるという類のものではない。しかし加護は人の性格にも影響を及ぼすほどの強い衝動を持つ。

主人公は「導き手」という加護を持っている。これは勇者を導く重要な役割の加護である。何でもそつなくやれて、最初から様々なスキルがかなり強い。しかし導き手の役割は勇者が独り立ちするまでの支援であり、勇者が一人前になった今となっては、プロフェッショナルが揃う勇者パーティーのお荷物になっている。そして賢者にパーティーを追い出されてしまったので、辺境の街で薬屋としてのんびり生きていくことにする、という展開。

この「追い出されて」とか「辺境でのんびり」というのはなろう系のテンプレのひとつらしい。

まあわりと面白いとは思う。