インキュベ日記

書評2700冊・漫画評4000冊・DVD評400枚の「質より量」な記録サイト(稀に質も重視)

やましたひでこ『家事の断捨離』

モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離

モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離

この人が断捨離ブームの生みの親だったのか。

ブーム自体は終わったが、終わったというよりも、明らかに定着した。こんまりブームも、ミニマリストブームも、結局「断捨離ブーム」があってこそ。確かに収納では解決しないんだよね。

ケリアン・ペトルッチ『3週間で身体と心が劇的に変わる 最強ボーンブロス食事術』

3週間で身体と心が劇的に変わる 最強ボーンブロス食事術

3週間で身体と心が劇的に変わる 最強ボーンブロス食事術

ボーンブロスというのは、骨スープのこと。骨髄までしっかり溶け出させたコラーゲンたっぷりの健康スープ。

何となく気になって買ってみた。

しかも作ってみた。

……けっこう臭いなあ。やっぱり料理の腕前が低いと、買った方が良いかもしれない。

冬目景『空電ノイズの姫君』1巻

空電ノイズの姫君 (1) (バーズコミックス)

空電ノイズの姫君 (1) (バーズコミックス)

昔から「雰囲気漫画」を描かせたら天下一品……だと思っていた冬目景による最新刊。とはいえ実は、ごく初期を除いて冬目景の作品はちゃんと読んでない。『ZERO』や『羊のうた』は読んだのだが、『イエスタデイをうたって』が長すぎて途中で読まなくなったんだよな。

今回久しぶりに読んだら、あのデッサンめいた叙情性のある絵柄は健在だが、お話は思ったより「雰囲気漫画」ではなく普通に作り込んでいた。

大童澄瞳『映像研には手を出すな!』1巻

映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)

映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)

セリフの吹き出しを3Dで表現するなど、「漫画表現」に自覚的かつ挑戦的な描き手だなというのが第一印象。一度そう思ってしまうと、何気ない表情やデッサンにも凄みを感じてしまうから不思議だ。

青春漫画としてもフツーに傑作なので、2巻が楽しみ。

白浜鴎『とんがり帽子のアトリエ』1巻

とんがり帽子のアトリエ(1) (モーニングコミックス)

とんがり帽子のアトリエ(1) (モーニングコミックス)

魔法というのは、実は特別なインクと、魔法陣の知識さえあれば、実は誰でも使えるものだった……という驚きの設定がいきなり明かされ、しかしそれが故にこの世界では魔法は「禁忌」として厳しく管理されていた。悪用されるのを防ぐためである。けれど主人公は見よう見まねで魔法を使ってしまい、その結果魔法が暴走して……というプロローグ。

非常によく練られた世界観で、絵も巧い。

この作者は元々『エニデヴィ』というコメディタッチの漫画を描いていたのだが、絵が緻密で、明らかに本作のような王道ファンタジーの方が合っている(まあ『エニデヴィ』の絵柄と作風のギャップも良かったんだけどね)。
エニデヴィ コミック 1-3巻セット (ビームコミックス)

エニデヴィ コミック 1-3巻セット (ビームコミックス)

雨隠ギド『甘々と稲妻』8巻

甘々と稲妻(8) (アフタヌーンコミックス)

甘々と稲妻(8) (アフタヌーンコミックス)

子供が小学校に入り、料理漫画としても世界が色々と広がってきた。

子供を主人公にした漫画は、元々は『よつばと!』が圧倒的に面白く、そして『ばらかもん』の時代が来たと思いきや、今は圧倒的に本作である。

とにかく子供がどんどん成長していくのが面白い。

浅井蓮次『バイオレンスアクション』1巻

バイオレンスアクション(1) (ビッグコミックススペシャル)

バイオレンスアクション(1) (ビッグコミックススペシャル)

簿記2級を受験する女子大生が、バイト感覚で人殺しを請け負う、というストーリー。主人公の女の子は完全にイカレてしまっているわけだが、さりとて殺人狂でもない、というところが現代の病っぽくて微妙にリアル。実際、人殺しの依頼もデリヘルのような感じでWebでなされており、その意味では「新しい」というか何というか。