- 作者: 阿部共実
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/09/08
- メディア: Kindle版
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どことなく詩的ですらあり、絵本のようでもある。そしてこの中学1年生の1年間は特別であることが、示唆されている。この少年がいなくなるような、そんな示唆である。
続きがとにかく気になるのだが、急いで完結させてほしくもない、かといって長々と続ける作品でもないよねという。これは傑作になるんじゃないだろうか。
どことなく詩的ですらあり、絵本のようでもある。そしてこの中学1年生の1年間は特別であることが、示唆されている。この少年がいなくなるような、そんな示唆である。
続きがとにかく気になるのだが、急いで完結させてほしくもない、かといって長々と続ける作品でもないよねという。これは傑作になるんじゃないだろうか。
これは『保安官エヴァンスの嘘』に通ずる作品だな。
続きも購入決定。
売野機子のハート・ビート (フィールコミックスFCswing)
売野機子はレトロな少女漫画臭を前面に出したアプローチが多く、こういう「企画モノ」みたいなの、あまりなかった気がするなあ。でも読んでみると、手堅くまとめていて、普通にレベルが高かった。てか好み。他の作品も集めようかなー。
神話をモチーフとしているのだが、一度宇宙人に侵略させているところがもうね、めっちゃツボ。よくある神話モノとは一味も二味も違う。
この人もっとビッグになってほしいんだけどなー。
まあマイナーな雑誌でも自分の好きなものを好きなタイミングで描かせてもらっているからこそ、この面白さなのかもしれないけどね。
少女漫画の系譜を思わせる柔らかな絵柄と思いきや、実際に提示された描写に対する違和感が凄い。
あくまでも自分が正しいと信じ込んでいる先生とか、悪意が一切ないだけに、余計に始末が悪いなと思ったり。
連作中の『青野くんに触りたいから死にたい』もそうなんだが、この人は、こういう独特の負の感情や負の存在を描くのが得意なんだろうな。
青野くんに触りたいから死にたい(1) (アフタヌーンコミックス)
青野くんに触りたいから死にたい(2) (アフタヌーンコミックス)
こういうの、意外になかったな。
オカルトやホラーの場合だと、一般に、死者は徹底して「他者」や「悪」として描かれている。だから日常系人間ドラマの形を取りながら、身近な死者(という表現も変だが、まあとりあえず)が否応なく、そして徐々に理解できない存在になっていくという構造はあまり見ない気がする。
どっちもサブカル臭はあるんだけどね。
個人的には、表題作よりも、高校の放送部を舞台とした連作短編の方が気に入った。文化系部活やマイナー競技って個人的にけっこう好きなんだよね。
めしにしましょう(2) 【電子限定カラーレシピ付き】 (イブニングコミックス)
最近流行ってますが、それも頷ける面白さ。
小林銅蟲はおっさんで本作の主人公は女性だが、ほぼ実話、というか実体験をベースに描かれている。普通に数十万円かけて中国の高級料理を作ってみたり、風呂場で低温調理をしてみたり、なかなか凄い。個人的に気になるのが、鶏がらを強引に骨ごとミキサーにかけてシェイクしてから骨のクズだけ濾過して取り除き、旨味を「強引に」取り込んでしまうという荒業。一瞬このミキサーをポチりそうになったけど、使いこなすテクないよねと、すんでのところで思いとどまった。
なお作者ははてなブログを活用中。
こっちは下ネタもちょいちょい入った、肩の抜けた感じ。
本作(巨娘)は、まあ色々あったが作者的にも何とか描き切ったんじゃないかなーという気がする。
でも基本的には木村紺という漫画家は不遇の人という感じがあるな。『からん』と『マイボーイ』はどう考えても打ち切りだから。
個人的には、やはり『神戸在住』の続編もしくは同じ世界観での話を描いてほしいなと思うんだけどね。作者のプライド的にそれを許さないのかなー。
3巻にもなると、タイトルと実態が合ってない気がする。
1巻は「なんでここに先生が!?」というタイトルに見合ったシチュエーションコメディ+エロコメディで、その組み合わせというか掛け合わせが面白かったんだよね。ベタやなー、でもそういうシチュエーションがあったら面白いよね、という。でも正直、3巻になると単なるエロコメになっている。
本作が気になる人は、1巻ずつ買ってみるのが良いと思う。
安定株。飯も美味そう。
東京喰種トーキョーグール:re 15 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
もう誰が死んでも驚かないし、誰が生き返っても驚かない……そんな世界観で、どう決着つけるかな。
……とか言っているうちに、もう8巻が出てた。9巻もか。
遅いよりは良いか。
マンガ サ道?マンガで読むサウナ道?(1) (モーニングコミックス)
極私的にサウナや銭湯に対する興味が物凄く盛り上がっているので、先日読んだムック本の『saunner(サウナー)』や『サウナの教科書』に載っていたおすすめサウナに、本書のおすすめその他を加え、備忘までに家の近くのサウナ&銭湯のリストを作っておく。
www.timesspa-resta.jp
www.laqua.jp
thermae-yu.jp
www.jexer.jp
sauna-oriental.com
www.rosco.co.jp
www.sakura-2005.com
www.edoyu.com
www.edoyu.com
www.ooizumi.co.jp
www.oasissauna.jp
www.nagomino-yu.com