小林よしのり+浅羽通明『知のハルマゲドン』

「悪魔くん」や「差別と言葉狩り」や「オウム」といった問題は、まだ未解決の問題だが、どうも2人の言説には古さを感じた。俺は懐かしさと共に読み返した。小林よしのりも今みたいに「個」と「公」みたいなことを高らかに叫んでいなかった頃である。もう浅羽や小林の考えも変化しているだろう。