工藤順一『国語のできる子どもを育てる』

学校と塾、双方の国語の授業の問題点を挙げ、そのどちらとも違う、本当の国語力をつけるための具体的プロセスを「書くこと」「読むこと」の2つの側面から述べている本。塾の国語の授業に対する批判には納得できないところもあるけれど、どうやって国語力をつけるのかを「具体的に」述べているのには好感が持てる。