『別冊宝島176号 わかりたいあなたのための社会学・入門』

タイトルそのまんま、社会学を理解したい人のための社会学入門書である。新書2冊分のボリュームがあるらしく、かなり分量は多い。理論社会学・都市社会学・家族社会学・メディア社会学などの20に渡る分野の講座はバラエティ豊かで、きっと興味を引かれる箇所が1つ2つはあるんじゃないかと思う。社会学史のところでは、けっこうな数の社会学者がコンパクトに紹介されていて、なかなか便利。もう古本屋じゃないと手に入らないとは思うし、ちょっと古い記述も中にはあるけれど、社会学に興味がある人なら一度くらい読んで損はないと思う。