藤原和博+遠山裕美子『[よのなか]教科書 英語――自分を語る英語術』

かなり久しぶりに読んだ藤原和博の本。「This is a pen. Tom has a dog. で英語は話せません! 実際に役立つ英語は一人称 I から始まる」という帯のメッセージにあるように、本書は「よのなか」で必ず必要とされる自己紹介から始めて、「英語で自分を表現する」ことを学び、「よのなか」と「学校英語」のギャップを埋めようとする本である。

英語に関するアプローチは千差万別で、もう何が正しくて何が正しくないんだか全然わからないが、少なくとも本書が、学校でも必要とされる非常に魅力的な授業であることは間違いない。