赤堀広幸『クリティカル・ワーカーの仕事力』

クリティカル・ワーカーの仕事力

クリティカル・ワーカーの仕事力

新しい仕組みや価値を生み出す「クリティカル・ワーカー」と「ルーティン・ワーカー」にビジネスマンを大別し、ワークスアプリケーションズの考え方や取り組みを参考に、クリティカル・ワーカーとして成長するための方法論を述べている本。
クリティカル・ワーカーになるには資質が必要、若くないとクリティカル・ワーカーにはなれない――といった年齢主義・才能主義に傾きがちなのは、(社会に出るのが遅れた俺としては)賛同しがたいが、IT業界の矛盾や難しさを感じている俺には、頷ける話も多かった。クリティカル・ワーカーとして成長するための心構えや行動指針が書かれている箇所も興味深い。