- 作者: 細野不二彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/04/26
- メディア: コミック
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最終巻となる32巻には以下のエピソードが収録されている。
ART.1 有罪か無罪か?
ART.2 生キタ、カイタ
ART.3 終着駅
ART.4 銀の匙
ART.5 フジタ窮迫す!
ART.6 呪われた左腕
ART.7 “かませ犬”
ART.8 ベールの向こうのサラ
ART.9 虎口
ART.10 駱駝の王国
ART.11 宝の鍵
ART.12 香水と三人の賢人(マギ)
ART.13 最後の審判
「フジタ窮迫す!」から最終話の表題作「最後の審判」までは、フジタがずっと追い求めてきた「幻のモナ・リザ」をめぐるエピソード。難しいモチーフだが、お茶を濁さず、この問題に一応の蹴りをつけて終わらせたのは素晴らしい。もう終わりだろうが、一応続編も作れる幕引きになっている。
全32巻と結構な長編になったが、クオリティは最終巻まで変わらず高値安定で、誰しも一度は読む価値のある作品であろう。