松村一男『神話学講義』

神話学講義 (角川叢書)

著者曰く「一般向け」の本らしいが、それは論文ではないというだけで、「ちょっと神話学という響きが面白そうだったのでたまたま買ってみました」という俺のような人間には、とんでもなく味気ない本である。まあ神話学・神話論の大家が比較して論じられているのは興味深かったけれど。