門田修平『英語語彙指導ハンドブック』

英語語彙指導ハンドブック

英語語彙指導ハンドブック

文字通り単語を生徒に覚えさせていくかという本。

無理やりやらせると英語が得意な生徒も覚えるのが苦行で「英語嫌い」になる。とはいえ単語はやっぱり覚えないと何もできないよねというジレンマがある。その中で、いかに授業の中で語彙の重要性を訴え、自然に覚えてもらうか。

例えば、英語の授業は大抵「教科書」や「問題集」を使って勉強するわけだが、それ以外にも電子辞書・紙の辞書・単語帳・フラッシュカードなどなど多くのツールがあり、それらツールのメリット・デメリットや使用法を具体的に整理している。例えば、電子辞書は予算的に生徒全員分の数がないけど授業でどうやって取り入れるのかとか、そういう身も蓋もない話も真正面から取り上げている。

これ、やっぱりわたしのような門外漢ではなく、英語の先生が真剣に読み込むべきだよな。