三上延『ビブリア古書堂の事件手帖5 〜栞子さんと繋がりの時〜』

本を読めないけど本に興味があると抜かす主人公と、ほぼ本にしか興味のない内気・気弱な陰キャだが本に関する鋭い感性を持つヒロインを中心とした、古書に関するミステリ。主人公がヒロインにデートを申し込み、さらには告白もしたのだが、告白への返事がまだ来ないという、もやもやとした巻。長すぎだろ……。何となくOKの気配を漂わせるものの、主人公が「待ちます」と言っちゃってるから待つしかないという。