三上延『ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜』

極端に内気・内向的な性格のコミュ障だが美人で巨乳なヒロイン(古書店店主)と、幼少時の経験が元でほとんど本が読めないけれど本に興味はあるという主人公(古書店従業員)による古書をめぐるミステリってことになるのかなー。4巻は(おそらく)本作全体のターニングポイントになる巻で、ヒロインの母親がめちゃくちゃ存在感のある形で登場する。彼女は10年前かそこらに突然出ていったそうで、以来ほとんどヒロインとの接点がない。ヒロインは深く傷つき、今の内気・内向的な性格にも繋がっている可能性が高い気がする。その母親が(これまでもニアミスはしてきたものの)この4巻でグイグイ登場しまくって、もう。

しかも主人公がヒロインにデートを申し込んだりして、はいはい、という。

さー、どうなるか。