園田智昭『シェアードサービスの管理会計』

管理会計と書いてあるが、別段シェアードサービスの管理や経理処理に係る経理マンの細かな疑問に応えているよりは、シェアードサービスの位置づけによって、子会社化する or しない、外販する or しない、評価をどうする、といった問題が発生するため、そこをしっかり分析している本。

これまでに読んだ本の中ではわかりやすい。

帯についている「業務の集中化」→「業務の見直し」→「業務の標準化」というステップも、まず集中化するんだと違和感を感じる方もいるかもしれないが、このステップの順番だと今わたしが気にかけている論点を解決することができる。