『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』@Switch

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以前プレイした『コーヒートーク』の続編。

シアトルで、夜だけ開店する喫茶店を営むマスターが主人公。本作ではドラキュラだの狼男だのサキュバスだのエルフだのといった種族が、ごく一般的な人間と一応共存している世界観。でも種族が違うので若干の壁や確執があったり、一方で関心もあったり。リアルワールドにおける人種のような感じかな。あえて亜人にすることで、ナイーブな人種問題などを、亜人というメタファーの中でより率直に語れているような気もする。

基本的には、店に来た様々な人たちの話を聞きながら、客のオーダーに沿って飲み物を作って提供するという、ただそれだけの作品なのだが、これがまた、じんわりと面白いんだよな。前作同様プレイして良かったと思える作品だが、いわゆるゲーム的なカタルシスはないかも。品の良い小説を読んだような気分。