午前の緑茶+あたる+葛坊煽『俺は知らないうちに学校一の美少女を口説いていたらしい』1〜4巻

高校では本好きで地味なメガネ男子が、実はメガネを外すとイケメンで、学校に隠れてバイトをする。一方、学校一の美少女として名高いが塩対応でも有名なヒロインが、やはり学校に隠れてバイトをする。バイト先ではメガネを掛けており綺麗だけど地味な先輩という体。高校では2人の間に微妙な接点があるんだけど、バイト先で同一人物であることにお互い気づかない。そのうち、男子側がバイト先で(同一人物であるとは気づかず)学校一の美少女との恋の相談を始めるわけだが、ヒロイン側は途中で2人が同一人物であることに気づいて――という展開。というか設定。

ありえないだろう。

もうそういうシチュエーションプレイとして読むしかない。

絵柄もストーリーも丁寧なのだが、初手の設定がもう現実離れし過ぎていて、ねえ。