オジロマコト『君は放課後インソムニア』7巻

オジロマコトという作家は「雰囲気漫画」を描くのが凄く巧かった。

良くも悪くも。

こじんまりとして、小綺麗で、でも心をそれほど揺さぶらない漫画をせっせと描いていた。

でも本作でカラを破った気がする。最初はいつもの雰囲気漫画かなーと思ったが、何かもう思春期真っ只中なアップアップ感で窒息しそうだ。

夜眠れないってだけの高校生の男女から、よくここまで持ってきたなーと思う。

最高。