ブックアドバイザーとして働く主人公のエッセイ風漫画。
わたしは「書店員のおすすめ」のPOPがある本屋が好きだ。つい読んでしまうし、買ってしまう。
試したことはないが、わたし自身、書店員に「あなたのおすすめは?」と聞いてみたい衝動に駆られたことが何度かある。
でも最近、そうしたPOPがある店や、新刊や売れ筋以外の本をピックアップしている本屋って少ない気がする。
Amazonのリコメンド機能に負けているのに「書店の危機」「Amazonが悪い」と言われてもわたしは同意しない。
まあCDやDVDと同様、本という媒体も長期的には電子になる筈だし既に漫画は電子中心のようだが、レコードやカセットテープの人気が復活するのと同様、本の「紙ならでは」の魅力は必ず残るし、伝わると思う。わたし自身、参考書や装丁の綺麗な本は今でも紙で買うしね。