色白好『ガイシューイッショク!』4巻

主人公は不動産会社の賃貸物件の若手営業マンだが、色々あって、保証人がおらず(要は訳アリで)家を借りれない若い女性が自分の家の一室に転がり込んでくる。というか居座られる。だが、これまた色々あって、主人公とこの女は週に1回「勝負」をすることになる。例えば10分間、男が女にいやらしい感じにマッサージをして、男が勃起したら男の負け、男が勃起する前に女が喘いだら女の負け、という非対称性のある勝負である。この勝負に勝てば、家事をしなくて良いとか、自分の希望を通せるという同居ルールである。

1〜3巻の感想でも書いたが、実に下らない。

しかしこれも繰り返し言おう。それが良い!(断言)

ネットを見ると「エロが始まらない」「展開が同じ」と酷評されているケースもあるのだが、エロだけを読みたいならDMMどうぞだし、こうフェティッシュなものは展開が同じ「ように見える」のは致し方ない。わたしはけっこうバリエーションあると思うんだがな。とはいえ、「ちょいエロ」よりは結構エロいので、その方面が嫌な人は読まない方が良いだろう。人を選ぶ作品。