杉谷庄吾『ニャリウッド! 映画大好きマズルカちゃん』1巻

『映画大好きポンポさん』などなど、映画作り(創作) をテーマとした漫画を1巻完結モノで描いてきたのだが、あとがきなんかを読むと「ニャリウッド!」シリーズとして、今後本格的に連載するのかな。

1巻の副題が「映画大好きマズルカちゃん」だが、1巻の主人公はマズルカとビビの2名体制だ。マズルカはニャカデミー賞カメラマンで、凄まじいカメラ技術を持つが、撮影だけでなく脚本と監督もやってみたいと思うようになる。思ってしまうのである。思ってしまったのなら仕方ないよなあ。

そんな中マズルカは、声質は良いが自己流で、技術も伝えたいこともまだ粗削りなストリートミュージシャンのビビと出会うことで、ビビが歌う映画を撮りたいと思うようになり、ポンポさんに紹介する――というプロローグ。この巻もめちゃくちゃアツいなー。