久米田康治『せっかち伯爵と時間どろぼう』3〜6巻

久米田康治による、『かってに改蔵』や『さよなら絶望先生』の次作。

これはSF要素を取り入れているが、やっていることは(つまりギャグの中身は)『かってに改蔵』や『さよなら絶望先生』と大差ない。しかし、それを、この絵柄でやってしまうところが凄い。絵柄がガチでオシャレでかっこよくなっている。表紙を見るだけで、まさか中身はベッキーをくさしたり、下ネタが出てきたり、という話だとは思わないだろう。個人的には『かってに改蔵』や『さよなら絶望先生』を超えたと思う。