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地球上の生物の生態を参考にしながら、地球外生物の姿や習性を考察し、映像化したドキュメンタリー。
シーズン1は全4回なのだが、どれもなかなか興味深い。例えば第1話では、地球の二倍の重力と二倍の空気密度のある星を想定している。重力は2倍だが空気密度も2倍なので、生物は上昇気流を捕まえやすく、地球よりも大型の空を飛ぶ生物が進化できる可能性があるのである。
ちなみに、わたしが子供の頃――1990年ぐらいだろうか？ だからもう30年ぐらい前なのだが、金曜ロードショーか何かで、人類絶滅後に進化した生物を考察してCGか何かで表現した海外のドキュメンタリーが放送されていた。テキトーではない、生物学や進化論の知見に基づいてシミュレートされた妄想力みたいなものに、わたしは大変な衝撃を受けた。それ以降、地球・地球外を問わず、この手の本や映像をわたしはずっと探しているのだが、類例は少ない。15年前、ドゥーガル・ディクソン『フューチャー・イズ・ワイルド』がブームになったのだが、こちらも面白かった。
