漫画表現で使う「漫符」を、鳥獣戯画で解説するという作品。
いや、面白い!
面白いんだが、ひねりすぎだろ……。
もう少しシンプルに楽しませてくれないかなー。
恋愛下手な高校生が「恋愛代行」という仕組みを使って、要するにイヤホンで指示を受けながら適切な言動を取って恋愛を成功させようという設定。ここが面白いのはヒーローとヒロインが両方とも「恋愛代行」を使っており、ヒーローとヒロインの裏側で暗躍(?)する恋愛代行者の2人もどうやら知り合いである点だ。『かぐや様は告らせたい』で標榜された「恋愛頭脳戦」の精神的系譜になるのだろうか。
いや、本当に『かぐや様は告らせたい』の精神的系譜になるなら、わりとすぐ皆がポンコツになって恋愛頭脳戦は繰り広げられなくなるのだが(笑)
さて、どうなるのだろう、個人的には楽しみ。
けど思ったよりはAmazonのレビュー数が増えてないな。あまり売れてないのだろうか。
ある動物実験施設から、人とチンパンジーの混血である「ヒューマンジー」を保護する。異なる種を掛け合わせた際に、両者の長所のみを上手く受け継ぐことがあり(本作で書かれてたけど何だったかな)、その結果、人間並の知能と、チンパンジー並の身体能力を得たヒューマンジーの子供が生まれる。そのヒューマンジーは思考回路が通常の人間と異なるのか(それとも単に知能が高くて合理的なだけなのか)やや変わった考え方の存在だと思われているが、家族や少数の友人などには愛されている。一方、ヒューマンジーという異物に対して世間は不寛容であり、また過激な思想団体の標的にされて――といったアウトライン。
いや、オモロ! めっちゃオモロいやんけ!(某料理YouTuberっぽく)
うめざわしゅんのことは名前だけ知っていたし、気にはなっていた。1巻の表紙のインパクトが強くて「え、猿が人間レベルに進化した未来SF?」とか勝手に思っていたのだが、何となくグロい可能性もあるのかなと勝手に敬遠していた。そうかヒューマンジーだったか。
とにかく面白いし、色々と考えさせられるしで、これは必読漫画だ。
シン・仮面ライダーの悪役を掘り下げたスピンオフなのだと思う。
「思う」というのは、わたしはシン・仮面ライダーを観てないんだよね。観たいとは思ってるんだけど。
したがって原作(シン・仮面ライダー)と比べて云々を語ることはできないが、かなりの画力と、ハラハラドキドキさせる展開があり、続き自体はかなり気になる。面白い。
地方創生がテーマだけど、まあ地方創生って胡散臭そうな人も取組も多いよねっていうのは同意。
この手のブローカーまがいの自称コンサルタントと、わたしが手掛けている経営コンサルタントは全く違う人種なのだが、世の中の多くの人はコンサルタントの解像度が低いから、糞も味噌も一緒くたで物事を考えたり評価したりしているのは非常に残念だと思う。
なかなか面白い作品だとは思う。
思うが、なろう系、しかも若干出オチ感のあるなろう系の場合、いざ感想を書こうとすると萎えるんだよな。タイトルに全て書かれているから。
69巻で、桓騎が李牧に敗れるというめっちゃくちゃ衝撃的なエピソードが終わり、何だろ、自分の中では「完結でも良いか……」ってぐらいカタルシスを得たのだが、実は桓騎はあくまで脇役。主人公の信とその雇い主である嬴政(始皇帝)が主役だと考えると、おそらく秦が中国を統一するまでが物語の全容になるはずだろう。もちろん歴史は続くわけで、物語も続く。
さて、70巻は、韓に住む希代の思想家・韓非子を秦に招聘するというエピソードなのだが、なるほど、そう来たか……。
この辺は史実に即しているわけだが、なかなかの衝撃。まさに「事実は小説よりも奇なり」って奴だ。
「良い人」として人生の大半を過ごしてきた社会人3年目の女性。
セクハラにモラハラにブラック会社にと数え役満かよってぐらい搾取されている女性が、社会に対してリベンジするって話なのだが、今のところ何をもって「リベンジ」となるのかがよくわからない。髪を染めて会社を辞めて、昔の同級生に借りたものを返したりしている。
レールを外れる怖さと、外れた後の爽快感、そして束の間の「誰にも何にも縛られない時間」の謳歌。
めちゃくちゃ気持ちはわかる。
けど続きがどうなるかは全く読めない。
令和最高のラブコメとの呼び声も(極私的に勝手に)高い本作だが、まさかこうなっちゃうとは。
これで完結なのかと思ったが、続くなあ。受験&中学卒業までやるんだろうか。
面白いんだけど、なんかもう、陰キャ非モテ少年をギャルがイジるという構図はゼロになった。
「これで付き合ってないの?」って作中のキャラに言わせちゃってる始末。
完結は近い。
あんまり長引かせず19巻で完結させた方が良い気がするなあ。遅くとも20巻。
僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)のスピンオフである『ヴィジランテ』という漫画を描いたコンビの最新作。
わたしはスパイダーマンを実は全く観たことがないのだが、ドクター・オクトパスというのはどうやらスパイダーマンシリーズに出てくるヴィランらしい。それが……なるほど、そう来たか、というね。『ヴィジランテ』もヒーロー・ヴィラン者だが、その精神的系譜にある作品だと言えるだろう。
『ヴィジランテ』は正直、本家ヒロアカを超えてしまった大傑作なので、本作も大期待。
関西在住の漫画家の子育てエッセイというか、家族エッセイというか。
おバカというほどではないが、ちょっと天然な感じのエピソードが多く、めちゃくちゃ面白い。^
どこでこの漫画を見つけたのか全く記憶がないが、面白いことは事実。
「エイリアンとの戦争の50年後」という突飛な設定だが、日常は「宇宙害蟲」まみれで、主人公(市ヶ谷スミレ18歳)も父親の残した借金返済のため宇宙害蟲駆除会社に勤務する日々である。そのような中、UFOにさらわれて何か改造されて、なんかもう訳わかんない感じになる。
説明にならんが、そうとしか説明できない……。
でもめちゃくちゃ面白いんだよな。ツッコミの切れ味も良くてね。
「SFアクションコメディー」ということらしいが、まあとにかく面白いんで読めとしか。
『べるぜバブ』や『灼熱のニライカナイ』などで知られる漫画家の最新作。
わたしは両方とも名前は知っているが読んだことはなく、田村隆平の漫画を読んだのは初めて。
けど面白いな!
何だろ、SFヒューマンドラマと言えばそうなんだが、MASTERキートン×レベルEって感じ? とにかく惹かれた。
さっさと2巻を出してほしい。
デビュー作から注目し続けてきたが、Amazonの売上ランキングやレビューを見ても「ついにブレイクした!」って感じで本当に嬉しい。
ハルタだから大丈夫だとは思うが、思う存分、やりきったと思えるまで描き切ってください。マジで大傑作。