こだまはつみ『この世は戦う価値がある』1巻

「良い人」として人生の大半を過ごしてきた社会人3年目の女性。

セクハラにモラハラにブラック会社にと数え役満かよってぐらい搾取されている女性が、社会に対してリベンジするって話なのだが、今のところ何をもって「リベンジ」となるのかがよくわからない。髪を染めて会社を辞めて、昔の同級生に借りたものを返したりしている。

レールを外れる怖さと、外れた後の爽快感、そして束の間の「誰にも何にも縛られない時間」の謳歌。

めちゃくちゃ気持ちはわかる。

けど続きがどうなるかは全く読めない。