荒俣宏『帝都物語 第六番』

帝都物語 第六番 (6) (角川文庫)

帝都物語 第六番 (6) (角川文庫)

350万部も売り上げた、言わずと知れた大ベストセラーシリーズの完結篇。以前は全12巻だったようだが、阪神大震災の起こった95年、全6巻の新装合本版として刊行されている。本巻は『帝都物語9 喪神篇』と『帝都物語10 復活篇』を合本再編集した新装版。前巻から舞台は「未来」へと移っているが、「終わらない昭和」「終わらせない昭和」という陰謀めいた時空で、いよいよ魔人・加藤保憲と、明治大正から続く魔人との戦いを受け継いだ抵抗者たちとの、最終決戦が始まる。
魔人・加藤保憲とは?
帝都・東京とは?
加藤保憲が執着する関東最大の地霊・平将門とは?
一人の魔人と帝都破壊をめぐって繰り広げられた、全巻合わせると約3000ページにも及ぶ一大スペクタクルを、ぜひ多くの方々が貪り読んでほしい。『帝都物語』シリーズが最初に発表されてから約20年も経っているが、正直、古さは全く感じません。最終巻まで猛烈に必読。