
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: ワック
- 発売日: 2006/10/07
- メディア: 新書
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で、やっと本書の話題に戻るのだが、本書は新潮OH!文庫で費えた「サイエンス・サイトーク」の書籍化を行った本である。新潮OH!文庫で出された『サイエンス・サイトーク 愛は科学で解けるのか』『サイエンス・サイトーク ウソの科学 騙しの技術』『サイエンス・サイトーク いのちを守る安全学』は、どれも圧倒的なほどの名著であり、俺もこの日記で大絶賛していただけに、このシリーズをまた読めるのは非常に嬉しい。
本書は、日垣隆の「私は天才になれません。しかし、天才は天才になろうとは思わないかもしれず、むしろ凡人は天才から学びうるのではないかと、ある時期から思い直すことにしました」という考えを基盤に、天才的ヒラメキを駆使して活躍されている方やヒラメキに深い関心を寄せている方との対談を収録している。対談相手は羽生善治・川島隆太・岡野雅行・養老孟司・畑村洋太郎の5人であり、まさにテーマの「ド真ん中ストレート」である。どれもこれも面白いので、かなりオススメできる。個人的には必読。