ジョン・アーヴィング『熊を放つ(上)』

熊を放つ 上(村上春樹翻訳ライブラリー i- 1)

熊を放つ 上(村上春樹翻訳ライブラリー i- 1)

村上春樹翻訳ライブラリー。
今となってはアメリカ文学の重鎮とも言えそうなジョン・アーヴィングの処女長編とのこと。上巻では、ウィーンの学生グラフとジギーが出会い、バイクに乗って旅をするところが中心。ジギーはなかなか面白い男だが、少しエキセントリックに過ぎ、グラフはだんだんと付いていけなくなっているのかな――というところで、ジギーがアレな結末を迎える。
ガレンも可愛らしくていいね。