
- 作者: リチャード・ウィッティントン,須田敏子,原田順子
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2008/11/08
- メディア: 単行本
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- クラシカル(Classical)=意図的な利益最大化の追求が、企業を成功に導く
- エボリューショナリー(Evolutionary)=個別企業を超えた大きな力によって、企業は淘汰される
- プロセシュアル(Processual)=政治的な場である組織の中で、戦略は創発的に形成される
- システミック(Systemic)=社会が個別企業の戦略の方向性を決定する
こういうアプローチで戦略を解析した本に出会ったことはない。独創的な本だと俺は思ったのだが、他の方も同じようなことを思っていたようで、本書は「第1回イギリス経営コンサルタント協会賞」を受賞しているようだ。ちゃんと読まないと何を書いているのかサッパリわからないと思うが、ちゃんと読むと、かなり面白いことが書かれている。