『善人シボウデス』@PS Vita

訳もわからず変な建物に閉じ込められた9人が、ノナリーゲームという脱出ゲームに生死を賭けて挑戦する『9人9時間9の扉』というDSのアドベンチャーゲームの続編。本作でも、『9人9時間9の扉』と同じく主人公は問答無用で連れ去られ、ノナリーゲームに強制的に参加させられている(ただし主人公は異なる)。

あまり書くとネタバレになるから控えめに書くが、『9人9時間9の扉』と『善人シボウデス』では共通するSF的な思考実験が展開されており、必ず前作をプレイする必要はないものの、できれば『9人9時間9の扉』をプレイした方が楽しめるだろう。また登場人物についても、『9人9時間9の扉』でノナリーゲームに参加した四葉という登場人物が本作でもノナリーゲームに参加させられている。

余談

俺は(あえて)売れていないVita本体と一緒に本作を購入したが、3DSでも出ている。内容は変わらないとのことだが、諸々の評判によると、Vitaの方がグラフィックや音楽は綺麗らしい。ただしVitaの方が本体価格は高いし、作中で使えるメモ機能は明らかに3DSを想定して作られたものであり、Vitaではほとんど役に立たない。まあ俺のようにメモ用紙を使えば、別にゲームの機能で無理にメモを取る必要もない訳なので、最終的には「一長一短」ということになる。