入江亜季『北北西に曇と往け』7巻

アイスランドと日本を舞台にした漫画。

アイスランドと日本、いずれの空気感をも極めて丁寧に描写している意味では最高だが、罪を犯しているかもしれない弟から、主人公(兄)も作者も逃げているのが凄く気になっていた。この7巻で、やっと兄は「弟は本当に自分の思うような人間だったのか」と聞いて回っている。あまりにも遅い。

ここから話がもう少しスピーディーに展開すると良いんだが。