- 作者: 葦原大介
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/06/04
- メディア: コミック
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さて、10巻の途中から新章に突入しているが、どちらかと言えば箸休め的な感じ。主人公のチームはボーダーの中でA級になりたいという思いがある。A級になればネイバー世界に侵攻するメンバーに選抜される可能性があるからである。しかし主人公たちは未だB級。なのでネイバーが攻めてこない今のうちに、自分たちを鍛えると共に、自分のランクをA級に上げるべく、仲間内での疑似戦闘を繰り返す……とまあ、そんな感じ。
本作は地球侵略をもくろむネイバーと防衛機関であるボーダーの組織戦なので、仲間であるボーダーの隊員も山ほど(100人は)出てくる。これらの登場人物を違和感なく読者に紹介していくという意味でも、この新章は地味だけど重要である。12巻は言うまでもなく、このスピードだと13巻ぐらいまでは続くんじゃないかな。