山田胡瓜『AIの遺電子 RED QUEEN』5巻

AIの遺電子 RED QUEEN 5 AIの遺電子 RED QUEEN (少年チャンピオン・コミックス)

AIの遺電子 RED QUEEN 5 AIの遺電子 RED QUEEN (少年チャンピオン・コミックス)

あれ、完結してしまった。

『AIの遺電子』では、人間、人間と同じような心と権利を有して生きているヒューマノイド、人間やヒューマノイドに仕えるロボット、ヒューマノイドやロボットを生み出した超高度AI、という4つの知的存在がいるという設定の下、主人公はヒューマノイドを専門とする医師として一話完結式の物語を(良い意味で)大量生産していた。その後、『AIの遺電子 RED QUEEN』として、国家レベル・民族レベルでの非常に大きな物語を展開し始めたんだが、正直なところRED QUEENについては風呂敷を広げるのも畳むのもやや失敗したかなと思う。消化不良というかね。

まあ仕切り直して、また新しい作品を読ませてくれることを期待している。