つるまいかだ『メダリスト』7巻

才能と家族のサポート(金銭面含む)がなければ、いくら好きでも競技を続けることすら難しい過酷なスポーツ、フィギュアスケートに焦点を当てた漫画。7巻ではハーネスで釣り上げてジャンプのコツを掴ませるという指導法が出てきた。最初は「ほーん?」という感じでピンと来ていなかったが、これでコツが掴めること自体、その人に才能があるということだと考えると、よく考えたらこれは非常に理に適った指導法なのかなと思うようになった。

あまりにも主人公が天才すぎて練習時間や競技経験など「千年に一人の天才か?」ってスピード感で主人公が成長しており、若干リアリティが無いなぁと思いつつある今日この頃だが、それも含めて天才がポッと出てくるときの「リアル」なのかもしれない。