ヨンチャン+竹村優作『リエゾン ーこどものこころ診療所ー』11〜12巻

相変わらず面白い。特に11巻。習い事とかけっこう考えさせられるなぁ。

わたしは色々な習い事に通った(通わされた)が、大して長続きはしなかったし、大成もしなかった。

  • 月曜と水曜にスイミング(小1〜小3)
  • 火曜と木曜に習字(小1〜小3)
  • 水曜だったかな、合気道(小3〜小5)
  • 木曜にヤマハのエレクトーン(小4〜小6)
  • 何曜日か忘れたけど、週1で空手(小5〜小6)
  • 何曜日か忘れたけど、週2で、小学校を定年退職した婆さんによる個人指導塾(小5〜小6)
  • 土曜だったかな、YMCAのサッカー教室みたいなの(小4〜小6)

しかし良かったこと、悪かったことを含め、思い出は星の数ほどある。

絶対に相手を笑わせられる鉄板ネタもひとつやふたつではない。習い事関連だけで10以上はありそうだ。

習い事に行くのが面倒、あるいはエレクトーンの練習が面倒だと思ったことはあったが、忙しいと思ったことはなかった。

でもわたしのように素朴に楽しんでいた人間ばかりではないのだろうなーとは思う。

それにわたしも、エレクトーンなどは(今となっては単なる笑い話になるが)当時はあまり好きではなかった。そもそもピアノやエレクトーンは3歳や4歳から始めないと。10歳とかから始めると正直かなり遅い。わたしは6歳差の妹にエレクトーンを買ったから、アンタもやらなきゃもったいないという話で始めたのである。しかも先生が怖かった……。レッスン中に泣かされたのも1回や2回ではない。和泉先生、怖かったなー。

そんなことを色々と思い出した。

そもそもその習い事は、本人が習いたいのか、親が習わせたいのか……と考えた際、別に前者だけ習わせるべきだとは思わない。習字やそろばんなんて子供が習いたいと言う可能性はかなり低いけれど、習わされた結果、本人の貴重な資質として結実することはよくある。けど本人の寝る時間が短くなるほど忙しいというのも困りものだよな。